〜頑張りすぎず、笑顔の日差しを振りまくためのヒント〜

あなたが笑えば、家族も笑う
🌸心の結論:ご機嫌でいることは、あなたのためであり、家族全体を照らす力になるのです。
妊娠・出産・子育て…そして「仕事」もこなすあなたへ
妊娠・出産を経て、生活が大きく変わったお母さんたち。
赤ちゃんのお世話が始まり、少しずつ育児に慣れてきた頃、職場復帰をし、家庭と仕事の両立がスタートした方も多いのではないでしょうか。
ただでさえ忙しい毎日に「仕事」が加わることで、タスクは何倍にも増え、心も体も余裕がなくなっていきます。
それでも、家族の笑顔のために、毎日を懸命に走り続けるあなた。
それだけで、もう本当に立派で、素晴らしいことだと、私は声を大にして伝えたいです。
看護・助産という責任ある仕事と、家庭でのケア
私たちの仕事は、誰かの人生や健康を支える尊いものです。
その一方で、責任の重さや緊張感も大きく、精神的な疲労も避けられません。
さらに感謝されるどころか、時には理不尽な言葉や態度を受けて、心が折れそうになる日もあるでしょう。
働きながら頑張るママへの応援メッセージは過去の記事でも紹介しています。こちらも参考にしてみてくださいね。
→寝顔に「ごめんね」とつぶやいた夜に|働くママに届けたい応援メッセージ
そんな心身ともに疲れた状態で家に帰っても、「お母さん」としての役割が待っています。
心も体も限界を感じながら、それでも子どもたちの世話をし、家族のために動き続ける…本当に尊い姿です。
仕事帰りからの“第二のシフト”が始まる毎日
仕事を終えて帰宅した瞬間から、あなたは“お母さん”へとスイッチを切り替えます。
夕食の支度、子どものお風呂、寝かしつけ、明日の準備…目まぐるしい時間が続きます。
本当はニコニコ笑っていたいのに、疲れがたまるとイライラしてしまうこともありますよね。
子どもが言うことを聞かない、片付けたそばから散らかされる、夫が話を聞いてくれない…。
そんなとき、自分の感情をうまくコントロールできなくなり、子どもに強くあたってしまうことも。
「こんなふうに接したくなかったのに…」と自己嫌悪に陥る夜も、私にもたくさんありました。
自分を責めないで。大変なのは、あなたが悪いからじゃない
怒ってしまう、余裕がない。
それは「あなたの心が弱いから」ではありません。
タスクが多すぎて、あなたのキャパシティが限界になっているからです。状況がそうさせているのです。
私もかつて、フルタイム勤務と2人の子育ての中で、どうしても余裕をなくし、夫に不満をぶつけたことがありました。
その時期、夫は夕方からのボランティア活動で家を空けることが多く、子育てのゴールデンタイムを私ひとりで子どもたちの世話をしていたのですね。
はじめはよかったのですが、そんな日々が続くうちに少しずつ疲れてきてしまい、「このままではうまくいかないなあ。」と感じ、夫に話をしました。
夫は状況を理解し、少しずつ家事や育児に協力してくれるようになりました。
それだけで、心にふっと余裕が生まれたのです。
一人じゃないって、こんなに違う
誰かが一緒にいてくれるだけで、心の荷物が軽くなります。
「ちょっと手伝ってもらえる」それだけで、気持ちがグッと楽になります。
そこから私は、自分にできる工夫をして、無理をしすぎない生活にシフトチェンジしました。そして家族みんなを巻き込みました(笑)ついでに楽しんじゃおうと思ったのです。
- 食事は休日に作り置き(たまには冷凍のものを買ってストックしてました。今の冷凍食品美味しいですよね!美味しいもの選ぶの楽しいですよね。みんなで楽しんで選びました。)
- 食洗機フル活用(私の同期の友人看護師たちは、みんな使いまくってます。結婚の条件は食洗機買ってくれることっていう友人もいました。(笑))
- 洗濯は夫と子どもたちに任せる(やってもらえればいいんです。少しくらいしわくちゃでも、タオルがくるくるまきでもお手伝いしてくれるだけで気持ちが楽になります。)
- お風呂掃除は子どもたちの仕事(少しくらい落ちてなくても、ちっちゃい手で大きなお風呂スリッパ履いて一生懸命あわあわゴシゴシ、仕上げはお母さんを少しして、もうよしとしちゃおう!と楽しんで。)
- 掃除は家族いっせい15分お手伝いタイム(よーいスタートで、パパは掃除機、長男ゴミ集め、次男トイレットペーパー、ティッシュの補充、ママはキッチン片付け!みんなで早くやっって遊ぶ時間作っちゃおう作戦!)
こんなふうに、“悪い手抜き”ではなく“良い加減”を探りながら、楽しみながら過ごしていきました。
手を抜いたら、笑顔が増えた
時間と心に余裕ができると、自然と家族との時間が温かいものに変わっていきました。
毎晩、トランプやすごろく、テレビゲームをして笑い合う。
ほんの少しの時間でも、子どもと一緒に楽しめる時間は本当にかけがえのないものです。
完璧な家事よりも、大切なのは笑顔の時間。
私自身、子どもと大笑いした夜のことは、今でも心に残っています。
子どもはいつか自立する。だから今を大切に
子育て中の時間は、あっという間に過ぎていきます。
「この子は私がいないと何もできない」と思っていた時期も、気づけば過ぎ去り、今では子どもたちは自分で身の回りのことができるようになりました。
夫も、子どもも、家のことを当たり前のようにやってくれます。
私は「これはきっと私の教育の成果だ」と、密かに誇りに思っています(笑)
今子育て真っ只中のお母さんは、そんな余裕もなく毎日を過ごしているかもしれません。
でも、どうか信じてください。
今のあなたの頑張りは、未来でちゃんと報われます。
太陽でいるための“自分時間”を、もっと大切に
忙しい毎日の中で、ほんの5分でもいい。
自分の時間ができるとホッとしますよね。
でも時間って作らないとできないんですよね。なので自分の時間決めて、その時間はママタイムにしちゃいましょう!何かやることあってもその時間はやらないと決めるのです。
自分の好きな音楽を聞いたり、あたたかい飲み物を飲んだり、深呼吸するだけでも違います。
そしてリフレッシュして、また頑張るママになれればいいのです。
「自分の心を整える」ことは、贅沢でもわがままでもなく、“家族の幸せの土台”です。
家族の太陽、笑顔の日差しを振りまいて
あなたが笑っていると、家族が明るくなる。
だからこそ、まずはあなた自身を満たすこと。
ご機嫌でいることは、あなたのためであり、家族全体を照らす力になるのです。
堂々と自分を大事に、時に甘やかして、自分に優しくしましょう。
まとめ:あなたは本当に、よくやっています!
- 怒ってしまった日も、自己嫌悪に陥った日も、あなたは頑張っている
- 「手を抜くこと」は「諦め」ではなく「余裕を作る選択」
- 自分の笑顔が家族の太陽になることを忘れないで
応援メッセージ
今、疲れた心でこの記事を読んでくれてありがとうございます。
あなたは、本当に本当に、よくやっています。
今日もお仕事、お母さん業もおつかれさまでした。
大変な日々ですが、振り返ると実は一番幸せな時だったりもします。
日々の時間を大切に、あなたらしく、素敵な笑顔でいてくださいね。
少しでもあなたの心がふっと軽くなりますように。
そして、あなたの笑顔が、また家族を明るく照らしますように。
いつも応援しています!がんばれ!ママたち!

miu|助産師・2児の母・ブログ運営中
20年以上、病院で助産師として勤務。新人時代の不安や戸惑い、子育てと仕事の両立に悩みながらも、周りに支えられてここまできました。
このブログでは、助産師学生・看護学生、そして働くママたちが「今日もがんばったね」「ちゃんとやってるよ」と、自分を優しく認められるような言葉を届けています。
あなたがちょっとだけ元気になれる、そんな場所になりますように。