
“先に知る”ことが、実習でも力になる
🌸心の結論: 早めの一歩が、未来のあなたを支える大きな力になります。
今から始める、心がラクになる学習のすすめ
新しい学年になり、最初は慣れなかった授業もすこしずつ自分のペースができてきた頃ではないでしょうか?
今日は、そんな学生さんに向けて「国家試験に向けての心構えと勉強法」をお伝えしたいと思います。
「まだ習っていないのに、国試の話…?」と思ったあなたへ
4月、まだ授業が始まったばかりの時期。国家試験なんてまだ先のこと…と感じている方も多いはずです。
でも、6月頃には新しい国家試験の過去問題集や問題集が発売される時期でもあるのです。
5月の今、すこしだけそれを意識しておくと、後々の自分がすごく助かります。
忙しくなる“あの時期”を見越して準備を
国家試験の過去問に本格的に取り組む頃には、実習や卒業論文も本格化して忙しくなる時期です。
その時になって、「早めに勉強しておけばよかった…」と後悔する学生さんも少なくありません。
私は要領よくこなすタイプではなかったので、とにかく早めにスタートして、余裕を持って進めることを意識していました。
心配性で性格的に余裕を持ちたかった私の勉強方法を、次に紹介させていただきます。
6月にやっていた私の実際の勉強法
- 分厚めの国家試験の過去問題集を 1 冊だけ購入
- 解説が詳しいものを選ぶのがポイント
- 最初は「できなくて当たり前」と思って、とにかく前へ!
問題を解きながら、
「この病名聞いたことない…」
「この状態って何?」
と疑問が出てきたら、すぐに調べて解説段にどんどん書き込みましょう。
明瞭簡潔に、でも理解をしながら書き込めると納得できると思います。
こうして、自分だけの参考書が出来上がっていくのです。
覚えられない?大丈夫。何周もするうちに変わっていきます
過去問は手に取るとわかりますが、とても分厚く感じると思います。
できる気がしないように感じますが、気後れしなくて大丈夫です。
1回目は間違いだらけでOK。だって伸びしろたっぷりだもん!
2回目は「これ、見たことあるかも…」見たことあることはすでに経験値たまっている!すごい!
3回目になると「、、、なんとなく覚えてる!」に変わっていきます。
しばらくして忘れた頃にまた解き直すことで、記憶が知識として定着していきます。
授業の中でも「あっ、この前見たやつだ」と繋がる瞬間が増えていきますよ。
“先に知る”ことが、実習でも力になる
わからないながらに学習することは、大変なことばかりではありません。
過去問で先に見ていた知識が、実習で「ああ、そういうことだったのか」と腴に落ちていく。
そういう経験をたくさん重ねることで、焦らず落ち着いて本番に向かう準備ができるようになります。
そして国家試験の問題や過去問は、重要部分を問題にしている場合が大半。 これは、そのまま実習や現場で要点となる知識でもあります。
自分のやり方を見つけて、信じて進める
私は、中でも、4色ボールペンでシンプルにまとめるやり方が気に入っていました。
- 赤:重要ポイント
- 青:言葉の解説
- 緑:補足
- 黒:メモ付きや考え
これを自分で決めておくと、1本のボールペンで全ての書き込みが完結するので、シンプルで分かりやすいですよ。
きれいにやろうとしなくていいんです。
カラフルな付箋やマーカーで整えることに時間をかけすぎなくて大丈夫。
どうせ何回も繰り返すのです。そのうちに書き込みもぐちゃぐちゃになってきます。それでいいのです。
自分の方法で、じっくりと繰り返してみましょう。
国家試験当日のあなたの相棒は…
私の目標は、試験当日までに「ボロボロになった1冊」を持っていることでした。
ページの角が折れて、縁が黒ずんで、文字がいっぱい書き込まれた問題集。
そんな“戦友”があれば、自信を持って本番に臨めると思います。
まとめ:あなたらしいやり方で、学びを進めてください
この方法はあくまでも私の実感に基づいたものです。参考のひとつ程度になればうれしいです。
でも実際はどんな方法であれ自分の学習スタイルを見つける必要があります。
そしてそれができれば、あなたの学びは、ちゃんと力になっています。
今すぐ全てを完璧にする必要はありません。
「今の自分にできることを、少しずつ」その気持ちがきっと未来をつくります。
完璧でなくていい、きれいでなくていい。
自分のペース、自分のやり方で、確実に「わかる」を積み重ねていくことが、国家試験への近道です。
あなたの努力は必ず力になります。
焦らず、迷わず、そして時には立ち止まりながらでもいいんです。
あなたならきっと大丈夫。
国家試験という目標に向かって歩き出したあなたを、心から応援しています!

miu|助産師・2児の母・ブログ運営中
20年以上、病院で助産師として勤務。新人時代の不安や戸惑い、子育てと仕事の両立に悩みながらも、周りに支えられてここまできました。
このブログでは、助産師学生・看護学生、そして働くママたちが「今日もがんばったね」「ちゃんとやってるよ」と、自分を優しく認められるような言葉を届けています。
あなたがちょっとだけ元気になれる、そんな場所になりますように。